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72年の時を経て。

少し前になりますが、6月19日は昭和20年(1945)の福岡大空襲から72年目でした。
空襲に見舞われたのは終戦となる8月15日より、約二ヶ月前のことです。
北は博多、福岡両港の海岸線から南は櫛田神社~大濠公園の線迄幅1.8kmの区域は殆どが 焼け
てしまいました。

城外(現在の舞鶴3丁目辺り)にあった黒田家、浜の町別邸も空爆をうけ、3千坪に及ぶ敷地内の
建物のほとんどを失いました。
その中には城内より移築されていた武具櫓や本丸裏御門などもありました。

(本丸裏御門 城内に櫓門があった当時と現在)

 

その浜の町別邸に移築された櫓の中で、奇跡的に焼失から免れたのが、現在下之橋御門の隣に
佇む (伝)潮見櫓です。


数百年の時を経て、また多くの歴史的な事柄や災害などにも耐え残り、今に至った姿です。

歴史に思いをはせるとともに学ぶことも多くありますよね。
(この櫓は「潮見櫓」と伝えられていましたが、後の調査で太鼓櫓の可能性が高いことが分かった
ため、「(伝)潮見櫓」となっています)

また、博多区崇福寺に移築されていた、本丸表御門や潮見櫓、花見櫓(両櫓は解体保存中)も福岡大空
襲の難を逃れた建物です。

これから先の未来にも多くの方にこの姿をご覧いただけるよう、福岡市では整備、修復が予定されて
います。